戦前に作られたカップ&ソーサー。
白磁にこだわった大倉陶園の白は際立つ美しさ。カップとソーサーの正面には手作業で型取られた稲穂の模様があり、自然の美しさやぬくもりが伝わってきます。
オールド大倉の特徴でもある陶器の薄さ、滑らかさ、口当たりの良さは美品の一言につき、生活に潤いを与えてくれるアンティーク品です。
寸法
(カップ)口径直径90mm x 高さ50mm
(ソーサー)直径140mm x 高さ15mm
※1客のソーサーの裏面に2mm程度の欠けがございます。(写真掲載をご確認ください。)上面からの見た目や使用上には問題ございません。
※手作りのアンティーク品となります。ご理解の上、ご購入ください。
※外箱・製品のしおりはございません。
※1客からの販売をご希望の方は、直接お問い合わせください。
ー大倉陶園・オールド大倉ー
大倉陶園は1919年(大正八年)大倉孫兵衛、和親父子によって創業され、日本における最高級の洋食器メーカーとして、現在も設立の主旨を一貫して美術的価値の高い磁器を作り続けています。
「セーブルのブルー、オークラのホワイト」という言葉で賞賛された製品は、初期の頃はオーダーメイドの食器がそのほとんどを占めていたため、一般の目に触れる機会は少なかったようです。
器の裏の刻印のロゴマークの違いが「オールド大倉」の証。特に『オールド大倉』と呼ばれる1942年以前の大倉陶園の製品は一部の上流階級向けに制作されたもので、少量生産であったため、そのクオリティの高さと希少性から現在も高い評価を受けています。